溶接科
溶接科

手に職つけるなら、絶対溶接!!

溶接は、金属同士を接合し、様々な形状の部品を作り出す技術です。溶接科では、金属加工製造業で必要とされる、手作業や各種工作機械の操作方法、ガス溶接・溶断、プラズマ切断、被覆アーク溶接、半自動アーク溶接、TIG溶接、溶接ロボット操作、製図、CAD操作、金属の破壊検査・非破壊検査、安全衛生等を学び、溶接を軸とした幅広い技術・技能を習得します。

業界の展望

溶接は、自動車、航空機、鉄道車両、高層ビルの骨組みや橋梁、船舶など多くの構造物の強度と安全を支える重要な技術です。様々な条件を整えることや細かな操作が必要とされ、作業者の力量によって仕上がりの良し悪しが明確に分かれる奥の深い技術です。県内には県南の工業地帯をはじめ、溶接関連の求人が多数あります。

募集要項

主な就職先

就職率

100%

(過去3年間)

アップウェルド(株)、エムイーシーテクノ(株)中国事業所、光和工業(有)、山陽鉄工(株)、JFEプラントエンジ(株)倉敷事業所、大和コアファクトリー(株)、(株)高田工業所中四国支社、巴ライジング(株)、(株)平野鐵工所、(株)三井E&Sマシナリー

取得可能な資格等

【訓練期間中に取得を目指す資格等】
溶接適格性証明書(溶接作業を行う技能者の技量をJIS基準に基づいて評価試験を行い、合格すると認証される資格です)、ガス溶接技能講習、アーク溶接特別教育、自由研削といしの取替え等の業務特別教育
【修了により取得可能な資格等】
(※修了時に専門校で行う試験に合格した場合)
技能士補
【修了後に取得を目指す資格等】
2級技能士(金属プレス加工職種、建築板金職種、工場板金職種)

溶接科の強み

溶接はおもしろい!

目の前で鉄を赤熱させ溶かして溶接することは、想像以上に迫力があります!そして、溶接はやればやるほどに奥が深く、技を追求して上手にできた時の達成感、高揚感は、経験した人にしか味わえません!

溶接を学ぶと、生涯の強みになる!

一度習得した溶接の技術は、生涯活かすことができます。実践を重ねるほどに上達するため、修了後も現場で技術を磨き続ければ、将来重要な役割を任せられるようにもなるはずです。

溶接を軸としたカリキュラムの充実

実際の溶接作業だけではなく、図面の読み方、穴開け、曲げ、切断、仕上げ、品質検査など、溶接に関連した一連の工程を幅広く学べます。また、訓練期間中に就職後に必要な資格取得を目指せるカリキュラムとなっています。

1年間 の訓練の流れ

修了生・就職先企業からの
メッセージ

専門校での経験を信頼され、 責任ある仕事を任されています。

元々医療系の仕事でしたが、モノづくりがしてみたいと思い転職を決意。不安もありましたが、専門校で基本的な知識や技能を学べ、就職も親身にサポートしてくださり安心感がありました。
現在は異種材溶接や特殊材料の肉盛・補修溶接などを担当。当初は専門校での練習と現場との違いに戸惑いもありましたが、今では一つの製品を最初から最後まで任せていただけるように。専門校での経験が無ければ、製品を任せていただけるまでにはもっと苦労したはずです。
綺麗に仕上がった製品を見るととても嬉しく、達成感のある面白い仕事です。モノづくりに興味があるなら、ぜひ溶接も視野に入れてください。

山本 未雪さん

令和3年度修了生
光和工業有限会社 勤務

山本 未雪さん

令和3年度修了生
光和工業有限会社 勤務

専門校での経験を信頼され、 責任ある仕事を任されています。

元々医療系の仕事でしたが、モノづくりがしてみたいと思い転職を決意。不安もありましたが、専門校で基本的な知識や技能を学べ、就職も親身にサポートしてくださり安心感がありました。
現在は異種材溶接や特殊材料の肉盛・補修溶接などを担当。当初は専門校での練習と現場との違いに戸惑いもありましたが、今では一つの製品を最初から最後まで任せていただけるように。専門校での経験が無ければ、製品を任せていただけるまでにはもっと苦労したはずです。
綺麗に仕上がった製品を見るととても嬉しく、達成感のある面白い仕事です。モノづくりに興味があるなら、ぜひ溶接も視野に入れてください。

『聞く力』がしっかり備わっているので 作業に信頼があります。

当社はクボタ㈱の一次外注先工場として、各種石油化学プラント・石油精製プラントの加熱炉内等の高温・高圧の過酷な環境下で使用されるリフォーマチューブ(改質管)の特殊溶接で一翼を担っております。
山本さんは、溶接・製缶に関する基礎的な知識や技能を専門校で習得しており、溶接図面の見方等も理解していたので入社後のトレーニングに柔軟に対応できていました。ぐんぐんスキルアップして、入社1年目にして本製品製造の第一線で活躍されています。溶接は非常に繊細な作業を求められます。基本に忠実に【正確に!速く!綺麗に仕上げる!】をモットーに、日本の技術力を支える人材へ共に成長したいと願います。

三浦 勇

光和工業有限会社 代表取締役
令和4年12月寄稿

三浦 勇

光和工業有限会社 代表取締役
令和4年12月寄稿

『聞く力』がしっかり備わっているので 作業に信頼があります。

当社はクボタ㈱の一次外注先工場として、各種石油化学プラント・石油精製プラントの加熱炉内等の高温・高圧の過酷な環境下で使用されるリフォーマチューブ(改質管)の特殊溶接で一翼を担っております。
山本さんは、溶接・製缶に関する基礎的な知識や技能を専門校で習得しており、溶接図面の見方等も理解していたので入社後のトレーニングに柔軟に対応できていました。ぐんぐんスキルアップして、入社1年目にして本製品製造の第一線で活躍されています。溶接は非常に繊細な作業を求められます。基本に忠実に【正確に!速く!綺麗に仕上げる!】をモットーに、日本の技術力を支える人材へ共に成長したいと願います。