溶接科
溶接科

手に職つけるなら、絶対溶接!!

溶接は、金属同士を接合し、さまざまな形状の部品を作り出す技術です。溶接科では、金属加工製造業で必要とされる、手作業や各種工作機械の操作方法、ガス溶接・溶断、プラズマ切断、被覆アーク溶接、半自動アーク溶接、TIG溶接、溶接ロボット操作、製図、CAD操作、金属の破壊検査・非破壊検査、安全衛生等を学び、溶接を軸とした幅広い技術・技能を習得します。

業界の展望

溶接は、自動車、航空機、鉄道車両、高層ビルの骨組みや橋梁、船舶など多くの構造物の強度と安全を支える重要な技術です。さまざまな条件を整えることや細かな操作が必要とされ、作業者の力量によって仕上がりの良し悪しが明確に分かれる奥の深い技術です。県内には県南の工業地帯をはじめ、溶接関連の求人が多数あります。

募集要項

主な就職先

就職率

95%

(令和3~5年度平均)

エムイーシーテクノ(株)中国事業所、光和工業(有)、三陽機器(株)、山陽鉄工(株)、JFE西日本ジーエス(株)、JFEプラントエンジ(株)倉敷事業所、大和コアファクトリー(株)、(株)高田工業所中四国支社、巴ライジング(株)、ナイス(株)、(株)平野鐵工所、(株)三井E&S

取得可能な資格等

【訓練期間中に取得を目指す資格等】
溶接適格性証明書(溶接作業を行う技能者の技量をJIS基準に基づいて評価試験を行い、合格すると認証される資格です)
【修了により取得可能な資格等】
(※修了時に専門校で行う試験に合格した場合)
技能士補、ガス溶接技能講習、アーク溶接特別教育、自由研削といしの取替え等の業務特別教育
【修了後に取得を目指す資格等】
2級技能士(金属プレス加工職種、建築板金職種、工場板金職種)

溶接科の強み

溶接はおもしろい!

目の前で鉄を赤熱させ溶かして溶接することは、想像以上に迫力があります!そして、溶接はやればやるほどに奥が深く、技を追求して上手にできた時の達成感、高揚感は、経験した人にしか味わえません!

溶接を学ぶと、生涯の強みになる!

一度習得した溶接の技術は、生涯活かすことができます。実践を重ねるほどに上達するため、修了後も現場で技術を磨き続ければ、将来重要な役割を任せられるようにもなるはずです。

溶接を軸としたカリキュラムの充実

実際の溶接作業だけではなく、図面の読み方、穴開け、曲げ、切断、仕上げ、品質検査など、溶接に関連した一連の工程を幅広く学べます。また、訓練期間中に就職後に必要な資格取得を目指せるカリキュラムとなっています。

1年間 の訓練の流れ

修了生・就職先企業からの
メッセージ

専門校で学んだことを活かして、 一つ上の段階からスタートできます。

 私は工業高校在学時に授業で受けた溶接実習に興味を持ったことから、南部高等技術専門校でさらに技術を学ぼうと思い入校しました。専門校は、自身のスキルアップに集中できる環境があり、高等学校で教わらなかったことをたくさん学ぶことができました。今の職場では専門校時に学んだことが活かせており、同期社員と比べて一つ上の段階からスタートできていると感じています。現在は配管工の仕事をしており、入社1年目は配管の仮止めをするのですが、スムーズに行うことができているので、他の作業や知識・技術の習得に専念することができています。専門校は就職先を決める時には、先生方のサポートが十分にあり、自身に合った会社に巡り合うことができると思います。ものづくりが楽しいと思う方はぜひ、溶接分野の職業も検討してみてはどうでしょうか。

山中 聖瑠 さん

水島工業高等学校卒業 / 令和3年度修了生
エムイーシーテクノ(株)中国事業所 勤務
令和6年7月寄稿

山中 聖瑠 さん

水島工業高等学校卒業 / 令和3年度修了生
エムイーシーテクノ(株)中国事業所 勤務
令和6年7月寄稿

専門校で学んだことを活かして、 一つ上の段階からスタートできます。

 私は工業高校在学時に授業で受けた溶接実習に興味を持ったことから、南部高等技術専門校でさらに技術を学ぼうと思い入校しました。専門校は、自身のスキルアップに集中できる環境があり、高等学校で教わらなかったことをたくさん学ぶことができました。今の職場では専門校時に学んだことが活かせており、同期社員と比べて一つ上の段階からスタートできていると感じています。現在は配管工の仕事をしており、入社1年目は配管の仮止めをするのですが、スムーズに行うことができているので、他の作業や知識・技術の習得に専念することができています。専門校は就職先を決める時には、先生方のサポートが十分にあり、自身に合った会社に巡り合うことができると思います。ものづくりが楽しいと思う方はぜひ、溶接分野の職業も検討してみてはどうでしょうか。

多くの修了生が活躍中! 意欲的に活躍してくれています。

 山中さんは、南部高等技術専門校を修了し、一昨年から我々の仲間になりました。溶接だけでなく図面の見方や分かりやすい図面の書き方を先輩たちに教えてもらい、現在は社内での基礎的なレベルまで習得することができました。また、社内で行われた技術・技能大会では、専門校を修了した先輩が行っている姿を見て、自分も参加したかったのか、こっそりと陰で練習をしていた姿は頼もしく思えました。
 次回はその先輩と一緒に岡山県溶接技術競技会に出場し【一番を目指します】と意気込みを語ってくれました。彼は溶接だけにはこだわらず配管の組立にも意欲があり、入社してまだ2年程ですが積極的に作業に加わり、先輩の指導を受けながら必死に業務をこなしている姿を時折見ます。これからも、この姿勢や思いを持ってスキルアップを目指してもらいたいと思います。

金光 利雄

エムイーシーテクノ(株)中国事業所 工事施工グループ 主任
令和6年7月寄稿

金光 利雄

エムイーシーテクノ(株)中国事業所 工事施工グループ 主任
令和6年7月寄稿

多くの修了生が活躍中! 意欲的に活躍してくれています。

 山中さんは、南部高等技術専門校を修了し、一昨年から我々の仲間になりました。溶接だけでなく図面の見方や分かりやすい図面の書き方を先輩たちに教えてもらい、現在は社内での基礎的なレベルまで習得することができました。また、社内で行われた技術・技能大会では、専門校を修了した先輩が行っている姿を見て、自分も参加したかったのか、こっそりと陰で練習をしていた姿は頼もしく思えました。
 次回はその先輩と一緒に岡山県溶接技術競技会に出場し【一番を目指します】と意気込みを語ってくれました。彼は溶接だけにはこだわらず配管の組立にも意欲があり、入社してまだ2年程ですが積極的に作業に加わり、先輩の指導を受けながら必死に業務をこなしている姿を時折見ます。これからも、この姿勢や思いを持ってスキルアップを目指してもらいたいと思います。